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マスカラのABC


みなさんは、ふだん、メイクにマスカラはお使いですか?
「マスカラ命!」「なんとなく使っている」という使う派、そして、「面倒だから」使わない派に分かれると思います。
たかがマスカラ、されどマスカラ…。
でも、実は、意外とメイクの中で重要なポジションを占めているのですよ。

そもそも、マスカラとは、メイクアップ化粧品の一種で、まつげを長く、濃く、ボリュームアップまたはカールして見せるものです。
語源は、イタリア語のmaschera(おおうという意味=英語のmask)という語からきていると言われています。
マスカラは、固体・液体・クリームの3つのタイプがあります。
色は、ブラック・ブラウン・ネイビーを基調に、いろいろな色や透明のものがあります。
最近では、微妙な色合いのダブルマスカラもいろいろな種類が出てきています。
カラフルなマスカラは、パーティシーズンに期間限定品として発売されることが多いようです。

成分は、水分・増粘剤・コーティング剤・保存料など。
アプリケーターに入っているものを棒状のブラシで、まつげに塗るのが一般的です。
まつげをカールさせる場合は、ビューラーでまつげに形をつけてからマスカラを塗り、その後、専用コーム(くし)で整えたりします。
多少乾くのに時間がかかる場合があるので、アイラインやアイシャドウの後に塗ることがほとんどです。
マスカラは基本的には落ちにくいものですが、涙や雨など水分によって落ちてしまうことがあります。
この時に、マスカラが目の中に入ってしまい、目の周りが汚れて、いわゆるパンダ目になってしまうことがあるので注意が必要です。


お化粧の歴史はかなり古く、有史以前から現在まで絶えることなく続いていると言われています。
古くは宗教儀式などに用いられ、身近な変身道具として利用されてきました。
有名なところでは、エジプト時代のクレオパトラやツタンカーメン像を思い浮かべるかもしれません。
人間のいるところ、常に化粧あり…というところでしょうか。

近代のメイクは20世紀に入って、合成染料・合成香料・顔料など、多様な材料が発達したことで急速に進化しました。
1909年、ロシア・ロイヤルバレエ団の美容アドバイザーだった男性がアメリカに渡り、ハリウッドに演劇用品や化粧品の店を開きました。
そして、ハリウッド映画の発展期に公式美容アドバイザーとして活躍し、作り出したメイクアップ製品は映画スターに愛用されました。
彼こそがマックスファクター1世であり、その名を冠した「マックスファクター(MAXFACTOR)」はその後、世界の一流ブランドとして有名になりました。

現在、私たちが使っている「マスカラ」や「リップブラシ」などのなじみ深い化粧品の多くは、彼によって作り出されたものなのです。
「メイクアップ」いう言葉も、彼が現状に満足できない時に「MAKE UP(もっと美しい表情をして)」と言ったのが、後に転化したものだそうです。

そして、さらに現代では、デザイナーやクリエイターによるオリジナルの創造によって多種多様な化粧品が大量に作られるようになりました。
また、メイクは、ヘアやデザイン衣装とともにトータルファッションとして、ワールドワイドに発展を続けています。

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